オカピのチャイナツアーその2
種別: diary
前の記事からの続きです。
さて北京にて、西安に行く飛行機が飛ばず北京の空港で足止めを食っていた僕らですが、足止め3時間目に突入したときに航空会社から提案が。ホテルの手配をしたので、そちらで休んでいてください、とのこと。
正直、僕もEricも PCの電池が切れそうでしたし、仕方なくホテルに向かうことにしました。
そしてバスに乗るために外に出てみると・・・
写真ではあまり伝わりにくいですが、これ豪雨でした。出た瞬間Ericと目を合わせ、こりゃ飛ばないわな・・と肩をすぼめました。(ハリウッド映画風に)
飛行機の乗客がゾロゾロとバスに乗り、バスが出発。
ゴトゴトと運ばれること30分。
ホテルは空港の近くだと思っていたので、幾らなんでも遠すぎない?とおそらく乗客の8割が思っていた頃、ようやくバスがホテルに到着。
Ericがホテルを見て一言。
「・・ここ、5つ星のホテルだ・・」
「な、なんだってー!」
全オカピが叫びました。
バスから降りてホテルに入る一行。僕らは一番後ろの席に座っていたので、ホテルにチェックインするのも後ろの方でした。高級なエントランスにテンションがかなり上がっていた僕らは待っている間、「もう朝まで遅延してほしいよね!」とか「もういっそ5日間くらいここで過ごそうぜ!」とかなり興奮していました。
そしていよいよ次が僕らのチェックイン受付!というとき、別の係員がやってきて何やら言っているようでした。中国語なので当然僕は聞き取れず、横にいるEricの方を見ました。
あれ?
Eric・・口が・・開きっぱなしだけどどうしたの・・
どうやら西安からの飛行機が無事飛んだらしい。
と、いうことは・・?
五つ星ホテルのエントランスで、部屋も拝めずあえなく空港に逆戻り・・。
「まるで空腹の時に目の前にステーキを置かれて、ナイフとフォークを取っていざ食べようって瞬間にステーキを取り上げられた気分だぜぇーー!」とずいぶん具体的な例えが出てきましたが、英語に直して伝える気力すらなかったので笑顔と泣き顔の中間の顔のまましばらく固まっていました。
ちなみに僕らより先に部屋に入った女性の乗客の数人は寝間着にパックをしたまま出てきました。・・かわいそうに。笑
エントランスで写真を撮るのを忘れていたので、バスから見る五つ星ホテルのロビー。
残念すぎる我らの顔。
それから空港に戻り、無事AM3時半頃に西安に到着しました。
いやあ、ひどい目にあいました(精神的に)。
次の日(もはや当日)は2つステージがあったので、ちょっとハード。早くホテルに行って爆睡しました。
昼前に目を覚まし、会場入り。すると、入り口にポスターがありました^^
・・ちょっとサイダーとかの広告みたいですよね。シュワッと爽やか・・!
一応記念写真を。笑
そして1つめのステージ。あまり写真がないのでサラリとですが。
終わった後にサインを書かせていただけるのって本当に嬉しい。こんな遠く離れた場所にギタリストの演奏をこんなたくさんの人が聞きに来てくれるなんて。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました!
もう一つのステージですが、なんと写真が一枚もない・・!!笑
ということで割愛させていただきます。ゴメンネ^^;
その日の夜。「次の日はオフか!明日の朝はゆっくり寝れるね!」とEricに話しかけるとちょっと彼はソワソワしていました。
「今夜、ガールフレンドが来るんだ」
・・ほう?
話を聞くと彼は遠距離恋愛だそうで、普段はなかなか会えないそうです。そこへきて彼のガールフレンドは西安に住んでいて、僕らが西安に行く。これは会わない手はないだろうということで、これを機に近くに宿をとったらしい。
ははーん?と言うことで、「俺のことは気にしなくていいから彼女のホテルに行っておいでよ!」と気を利かせて言うと、
「いいかい?・・ありがとう!楽しんでくるよ!」
と彼が言うので、「ハハ、じゃあ今日は帰ってこなくていいからね!」と冗談めかして言いました。すると
「ハハハ、何を言ってるんだい?当然okapiには今夜は一人で過ごしてもらうよ!じゃ、行ってきまーす(=^ω^=)」
(´゜ω゜`)
この日僕は枕を涙で濡らしたことは言うまでもありません。
さて次の日。オフなので西安を案内してくれるとの事でした。ゆっくり休んだあと昼頃にEricが迎えに来てくれました。
ビッショビショの枕をよそに、西安観光にレッツゴー。
まずは西安の中心に行こう!ということで。
中国に来てからずっと気になっていた、バイクのようなタクシーのような何かに乗せてもらいました。めっちゃ怖かったです。笑
着いた!なんかいい感じのところですね!そしていい天気!
まずは露店を案内してくれました。なんか楽しい!
写真後半の方、なんか見覚えのある絵がありますよね。笑
これ、木に描いた絵なんです。熱い棒みたいなので焦げ目をつけて描くやつ。変にクオリティ高い・・
なかなか楽しんで歩いていたのですが、ちょっとここで気になるものを発見。これなんだ?

これ、石だったんです。普通に石を販売してるのかと思って話を聞いていると、なんとハンコを作ってくれるということでした。
ほ、ほしい!ということで作ってもらいました^^本名とokapi。

いいね・・・!
そしてもう一個、なんかよくわからない笛を手に入れました(笑)

帰って来てからまだ一度も吹いていない・・
それにしても屋台って楽しいね。
街中にいた銅像たちと絡んできました。これを見て絡まないなんて考えられない・・!



銅像にメガネをかけて遊んでいたら、その様を地元のおじさんにめっちゃカメラで撮られました。何がそんなに珍しいのだ・・。



大変にエンジョイさせて頂きました^^
この日の夜、「今日も帰ってこなくていいぜ!ハハ」と引きつった顔で笑いながら僕が言うと、
「いや、さすがに2日連続は体力が持たないよ!HAHAHA」
(´゜ω゜`)
次の日のライブにはいつも以上の熱がこもったことは言うまでもありません。
さて、次の日は音楽学校の講堂にて演奏。
ここにもポスターあるよー!
女の子たちが見ている・・。もっと見て!僕を見て!はぁはぁ。だなんて思ってないです。いやほんと。ほんと。ハハ。

そして2つ目のステージスタート!
二枚目の写真は通訳をしてくれている、仕事中のEric。ちなみに僕のしどろもどろの英語を中国語に翻訳してくれています。本当に彼には助けられたなぁ・・。



とっても楽しかったです^^
もちろん終了後は美味しいご飯を頂きました。へへ、すいやせんね。笑

さて。まだまだ続きます。笑
おわんねー!ってことで次回は武漢編!お楽しみに^^
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